javacコマンド
Javaのコードをコンパイルする – javacコマンド- javac option src
- option:コマンドオプション
- src:ソースファイル
javacコマンドは、Javaのソースコード(.javaファイル)をコンパイルし、クラスファイル(.classファイル)を作成します。
指定できるコマンドオプション(option)には、以下のようなものがあります。
| javacコマンドの主なオプション | |
|---|---|
| オプション | 概要 |
| -encoding 文字コード | ソースコードで使用している文字コード |
| -sourcepath パス | ソースファイルの保存先 |
| -dパス | クラスファイルの出力先 |
| -classpath パス | 関連するクラスファイルの検索先。複数指定時は、セミコロン(Windows)、またはコロン(Unix)区切り |
| –-module-path パス | モジュールの検索先 |
| -verbose | 詳細なメッセージを表示 |
| -source バージョン | 対象となるコードのバージョンを指定 |
たとえば、以下はクラスファイルの出力先、クラスパス、文字コードを指定した例です。
> javac -d C:data -classpath .;C:data -encoding Windows-31J tojavacodesamplebasicHelloSample.java
-classpathオプションは、そのソースをコンパイルするために必要なクラスファイル、またはJARファイルの場所(パス)を表すものです。都度設定するのが面倒である場合には、環境変数CLASSPATHであらかじめ指定しておいても構いません。






