package宣言
パッケージを定義する – package宣言- package name
- name:パッケージ名
パッケージは、クラスやインターフェイスをグループ化するためのしくみです。たとえば単なるAnimalクラスでは、さまざまなクラスを定義していくうちに、名前が衝突する可能性が出てきます。しかし、パッケージを利用することで同名のクラスもパッケージで識別できるようになります。たとえば、com.example.mynavi.object;パッケージのAnimalクラスと、to.java.code.sample.object;パッケージのAnimalクラスとは別物です。
パッケージは、.javaファイルの先頭でpackage命令によって宣言できます。たとえば、以下の記述でAnimalクラスはcom.example.mynavi.object;パッケージに属するものと見なされます。
Animal.java
package com.example.mynavi.object; public class Animal { ... }
パッケージの名前は、一般的に自分が所有しているドメインを逆にしたもの――mynavi.example.comを所有しているのであれば、パッケージ名はcom.example.mynaviで始まるようにすべきです。これによって、パッケージが一意であることを保証できるからです。
また、クラスの保存先はパッケージ階層に対応していなければなりません。com.example.mynavi.objectパッケージに属するクラスは、/com/example/mynavi/objectフォルダーに保存しなければなりません。